位牌について、お葬式に用いられた白木のお位牌は、野位牌と呼ばれ、野辺送りに用いられるものです。
普通は35日忌までに、遅くとも49日忌までには塗位牌に替えてお仏壇の中に安置しましょう。
普通はお位牌の表に戒名とお亡くなりになった年月日を、裏には俗名、行年(享年)を書き(彫り)ます。
また、白木のお位牌の戒名の上方に書かれている新帰元等の文字は一般的に塗位牌には書き(彫り)ません。
尚、浄土真宗のご門徒の方はこのような塗位牌は原則的に用いず、法名軸、過去帳等を用います。
また、一家の歴史とともにお位牌の数が増え、お仏壇の中に安置しきれなくなります。このような時は過去帳の他、繰り出し位牌や集合(巾広)位牌等をもちいます。
繰り出し位牌には10枚前後の白木の板が入っており、また、合祀(巾広)位牌には20から30人位までのご戒名を彫刻できます。
位牌本体の価格以外に戒名彫刻代が別途かかります。本金粉仕上げ 一霊 4,000円より